< 【コラム】IOLITE Report 2018年4月号 | 株式会社アイオライト
ビジネスの成長に伴うシステムの退化について

ビジネスの成長に伴うシステムの退化について

2018年 4月号

「今まで使っていたシステムが何かの理由で今後使えなくなるので作り直しが必要になります」という連絡が業者からあって困っている…という相談を受けることが比較的多くあります。使えなくなく理由は様々で、あるケースではシステムのサーバに対するメーカーのサポートが切れるためとか、又あるケースでは使用しているハードウェアのリース等の契約に関することが原因であるとか、もしくは、良くわからないが使っている言語が今後は使用できなくなった、などの理由があります。どれもお客様にとっては詳細が理解できないケースが殆どです。

理由は様々ですが、今まで使っていたシステムの可用性が失われることになり、対応に頭を悩ませることになるのはなぜでしょうか。ある意味ではビジネスが成長した証でもあります。システムを使った当時に比べて月日が経ったと言えばそれまでですが、お客様自体のビジネスがその月日の間に成長をしているのです。そうなるとシステム会社としては作った当時の機能ではお客様の業務処理の要望に応えきれなくなります。それはいくら保守契約や保守サービスをしていたからと言ってもその範囲ではどうにも賄えない部分の問題となります。その事をお客様自体が認識し、理解することは非常に困難です。

このようなタイミングは事業を行っていれば相当の確率でほぼ確実に来ると思われます。その時にどう考え、判断するかがとても重要です。お客様としては「これ以上システムを利用できなくなります」といわれた際に、本当にこれ以上そのシステム業者とどうしても付き合う必要や費用対効果などがあるか?という観点から考え直す良いチャンスです。業者側は、お互いにとって(あるいは業者にとって)良いビジネスチャンスだと考えているだけであることが殆どです。

そんなとき、お客様は思い切ってどうせシステムを作り直すのならば、他の業者にこのタイミングで切り替えようを思い、自社のビジネスを更に発展させることができるパートナー選びをする方向で進めいけばよいのです。今までの業者が良いというのであれば、それは良い関係が構築されているので、そのまま継続して、その業者で作り替えればよい、ということです。いずれにしても、これ以上システムが利用できなくなるという時、慌てず、真の意味やあらゆる見直しのチャンスを探ってみることも大事なのではないでしょうか。